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挫折知らずの新聞記者

この試みでの一回目の取材対象は、やはり記者さんが良いと思っていました。
日ごろからサッカーの取材で面識のある記者さんと一緒に飲む機会があったので
強引に、かつ、かなり試験的にお願いしてみました。





某新聞社にお勤めのT.Oさん(38)
一般の方なので、念のためイニシャルで。


私が知るOさんの人物像は「新聞記者・東大卒・以前は名古屋勤務」ぐらい。
人となりを知るためには、その人の人生を聞くのがいいだろうと思い、手探りで質問をしていった。


やはり「東大」これは掘り下げたい要素。

Oさんからしてみたら、東大卒と言うことで周りから一目置かれるのは慣れっこで、「東大卒」と言うのは一つの自分の「キャッチコピー」なんだとか。

私は背が高いことで、とりあえず身長が何センチか聞かれたり、「バレーかバスケをしていた」「幼いころに牛乳をたくさん飲んだ」「親の身長も大きい」などの背が高いあるあるをぶつけられたりするのと同じと言われ、妙に納得。※私の身長は176㎝

そんな東大卒という最強のキャッチコピーを持ったOさんは、ご自身で「めっちゃ努力するタイプ」と称する。
中学時代は卓球部に所属し、全国中学校卓球大会に出場。勉強と卓球三昧の中学時代を過ごした。
そして地元の進学校に進学し、卓球も続けた。高校の頃から「東大」を目標に勉強と卓球を両立。しかし、高校3年生の最後の大会まで卓球を続けたため、この年の受験は不合格。一浪してもう一度チャレンジすることに。
この時、落ちてもそこまで落ち込まなかったという。なぜならもう一年やれば受かる自信があったからだ。
落ちたのは勉強時間が足りなかったから。ちゃんと勉強すれば受かる。そう思っていた。

浪人時代、毎日15時間勉強し、TVは全く見ず、週一で決めているオフの日にも特に何をしたと思い出はない。
ノートと参考書が友達。脳みそだけを使う毎日なんて想像できない…

そして翌年、宣言通り、東京大学文学部に合格。

文字にしたらとても簡単なことに感じるが、私にとって1日15時間勉強すること自体、未知の世界。
1日24時間、15時間勉強したら残り9時間、睡眠時間、食事時間を引いたら、1日が終わる。

これって、受験生、浪人生にとっては当たり前?
同じことをやったとして、同じ成果が得られる?
1年後の受験を考えて、常に「自分は合格する・出来る」って信じてモチベーション保てる?

私は、大抵の人が経験した受験の代わりにバレーボールに時間を費やした。
そのことに引け目を感じたことはないが、受験勉強をして、センター試験を受けて、志望校にチャレンジした人には尊敬の念を感じる。自分が持っていないもの、経験していないものを、手に入れている気がするから。

話を戻して、少し飛ぶ。

大学受験の次は、就職試験が訪れる。

Oさんが就職先を選ぶ際、考えたのは「人の役に立ちたい」
でもどうすれば役に立てるか分からない、だからそれが叶いそうな企業を受けてみた。
新聞、ビール、食品、興味がある企業も含めて、受けた。
結果は、新聞・ビール・広告代理店・コンサル会社の4社から内定をもらった。
第1志望は「新聞」だったので、すぐに決めた。もちろんそこが今Oさんが勤める会社だ。

「人の役に立つ」記事を書くために、日々取材する毎日だ。

こんなことを聞いてみた。

-書いた記事が誰かを傷つけたら?

「誠心誠意の対応をするのは当たり前。但し、新聞は特殊なメディアで、毎日更新されていくもの。引きずるのではなく、次に書く原稿をもっとよいものにするために時間を使う」

しっかりした裏付け取材のもと原稿にし、自信を持っているからこそ言えることだと思った。


また、今会いたい人を聞くと、「会いたい人の6割には会えるからいないなぁ」とも。
記者をしていて一番嬉しかったことは、2008年北京オリンピックを始めから終わりまで通しで見られたこと。
北島康介がオリンピックで2大会連続2種目制覇を成し遂げた瞬間を見て、その後本人に囲み取材をした。

記者なら当たり前かもしれないことだが、あの時、あの水泳の会場にいて、北島選手を囲んで取材をした人にしか伝えることのできない情報や空気がある。
Oさんは「人の役に立つ」仕事を新聞と言う特殊なメディアを通して体現している。



どう見ても、Oさんはこれまでの人生で躓くことなく来ている。
自分でも「苦労していない」し「挫折もしたことがない」とも言う。

だがよく考えると、苦労していないのではなく、「無駄な」苦労をしないために、自分を客観的に分析し、計画を立て、準備し、実行しているだけのことではないか。苦労はした方がいいと言うが、不必要な苦労はいらない。
「挫折」も自分の考え方だ。ある人にとっては一世一代の挫折でも、ある人にとっては寝たら忘れるレベルの出来ごとかもしれない。
Oさんはもちろんポジティブなんだろうけど、「冷静」とか「客観的」と言う言葉が似合う。そして「自信家」でもあると思う。


東大出身の人達はその頭の良さから「変わっている」と言われることも多い(…と私は感じている)が、たしかに変わっているかもしれない。
挫折したことがない、とか、苦労していない、ってほとんどの人は言わないし言えない。
もちろん苦労して東大に入った人も大勢いるとは思うが、そこにも何か思考回路の違いが見えてきそうな気がする。


そこは次のネタにするとして、私がOさんに付けたキャッチコピーは

「挫折知らずの新聞記者」

4月で記者16年目を迎える。お酒好きでたまに記憶がなくなることもあるそうだ。
それでもOさんは次の取材対象のために緻密な下調べをして質問をぶつけ、人の役に立つ記事を書き続けるのだろう。

Oさん






今回、行き当たりばったりで、下調べをせず、Oさんの取材をしました。
なので、今記事を書いていますが、足りない部分がめちゃめちゃありました。

Oさんからは「取材力のあるタレントになってください」と激励を頂きました。
また、日々野真理さんを目指せ!とも。

日々野真理さんも会いたい人リストに登録。


会える日を目指して、取材タレントとして、精進していきます!!




たかしままりお
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プロフィール

まりお

Author:まりお
「“フリ”ライター」高島まりおです。

気になる方へインタビューし、記事を書いていきます。
その他、面白いこと、楽しいこと、興味あることを中心に、綴っていきます。

月一でインタビューイベントを開催しています!
「フリライターまりおの取材してるふり。」

イベントと記事(ブログ)連動していますので、こちらも是非チェックをお願いします。


目指すは…Sex And The Cityのキャリーブラッドショー!

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