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第7回「フリライターまりおの取材してるふり。」

いよいよ年内最後となりました!

5月末に一回目を迎えてから、あっという間に7回目。


手探りで始まった初回から、
敏腕ディレクター兼デザイナーの強力な協力を得て、
facebookページや、イベントCM動画、フライヤーができ、
回を重ねるごとに新しいことにチャレンジができるようになりました。


ロゴ

https://www.facebook.com/marioshoten/
「いいね!」がまだの方は是非ともよろしくお願いします!


3回目からは、フライヤーができ、
イベントではプレイベントとして麻利央オリジナル短編をお届けすることにしました。

プレイベントは初めの2回は朗読スタイルでしたが、
3回目(イベントとしては5回目)から、芝居スタイルに変えました。

そして、明日のイベントで、5本目の作品となります。


フライヤー

新しい試みとして、今まで一人で演じてきたストーリーを
二人芝居でお届けさせていただくことになりました!


その相方は、松竹芸能俳優部に所属し、
現在は松竹新喜劇でも活躍している、竹本真之くん!

短いストーリーではありますが、とても楽しみ&ドキドキです(*゚▽゚*)


そしてメインのトークライブのゲストは、元自衛官の三好さん。

どんなお話が聞けるかとても興味津々です!


第7回
『フリライターまりおの取材してるふり。』

12/16(水)@なんば紅鶴

19:30~プレイベント
二人芝居「ノッティングヒルの芸人」
役者ゲスト:竹本真之(松竹芸能/松竹新喜劇)


19:45~トークイベント
ゲスト:元自衛官 三好さん




それから、わたくし高島麻利央が出演させてもらった音声活劇のCDも購入できますよ!

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※写真は私ではありません。

●2016年1月8日発売
『音声活劇 新撰組異聞 壬生狼散華』
『新撰組異聞 壬生狼散華 歌唱並巻』
各¥1,000(税別)


お待ちしておりますヽ(・∀・)ノ


フリライターまりお
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北斗の拳的 弁護士尾崎博彦


紅鶴の店長、人生さんから今回のゲストを「マンガ好きの弁護士」と紹介されていたが、今回のインタビューのほとんどは「弁護士」としての尾崎博彦先生の顔だった。しかし、トークの後半で突然出た『北斗の拳』の“ある名言”が私の頭から離れず、今回の記事のタイトルとサブタイトルを北斗の拳から頂いて書いてみることにした。名言の本当の意味と、インタビューの内容は若干ズレているかもしれないが、そこは目をつぶって読んで頂きたい。


1)この傷とともに おまえの心を この俺の心に刻もう (ケンシロウ)

弁護士と聞くとまず思い出すのが弁護士バッチである。それを身につけているだけで世間は一目置く。弁護士バッチの正式名称は「弁護士記章」と言い、裏側には弁護士の登録番号が記載されていて、身分証明ともなる。尾崎先生は、そんな大切な弁護士バッチを2度もなくしていたという強者であった。

日弁連のHPによると、『弁護士となる資格を有する者は、入会しようとする弁護士会を通じて、日弁連に弁護士登録を請求し、日弁連に備えた「弁護士名簿」に登録されることによって、弁護士となります。(弁護士法8・9条)また、登録によって弁護士となった者は、弁護士法の規定により登録と同時に当然に日弁連の会員になります。(弁護士法47条)』とある。

各都道府県に弁護士会が1つずつ(東京は3つ)置かれていて、強制加入団体とされている。もちろん入会金・会費が必要だ。最初のバッチは弁護士として日弁連(日本弁護士連合会)に登録されたときに、無料で貸与される。(弁護士登録を抹消する時には返却しなければならないので譲渡ではない)

先生は無くした時、弁護士会に紛失届けを提出した。するとFAXで返信が来て、「今後管理に気をつけるように!」と怒られたそうだ。弁護士バッチの再交付には1万円ほど払わなければならず、それが2回なので2万円の出費をしたことになる。さらにその失態を突きつけられるのは再交付されてからだ。バッチの裏には、登録番号だけではなく、最初なくした時は「再1」、2度目には「再2」と付け足されていた。

無くしたというその事実は、バッチの裏だけではなく、心にも深く刻まれるのだ。


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2)我が生涯に 一片の悔いなし!!! (ラオウ)

尾崎先生は中学生くらいから「弁護士になる」と言っていたが、どんな仕事なのかは分かっていなかったそうだ。周りの人たちがその言葉を聞いて、「弁護士になるなら法学部に行かなきゃいけないよ」と言うので、司法試験に強いと言われている大学へ進学した。しかし、東大や京大に行くような天才的な頭脳を持つ人と比べたら、いくら司法試験に強い大学とは言えレベルが劣っていることに気付いたと言う。

「そんな人たち以外は基本努力です。時間をかけて一生懸命勉強したら司法試験は受かります。覚えたらいいわけですから。スポーツだったらいくら頑張っても才能だから限りがある。でも、司法試験は勉強で積み重ねをしたら何とかなるので、僕にも行けると思いました。いろんな情報を素直に聞いて、やるべきことをやっていたらある程度行けますよ」
そうして先生は25歳の時に、5回目の試験で合格。現在は法科大学院が設けられ、制度も変わっているが、その当時は年に1回の一発勝負であった。先生は大学卒業後大学院へ行き、そこで3年間試験勉強をするという道を選んだ。教授に気に入ってもらい、指導を受けるという要領の良さも発揮した。一応伝えておくが、試験内容は教えてもらっていないとのこと(笑)。

その後、司法修習を受けて、弁護士、裁判官、検察官を選択することとなる。検察官と裁判官は相手側も採用の有無を決められるため、修習生時代の成績が影響すると言う。当時は希望が叶うことが多かったそうだが、現在は人数が増えているため、狭き門となっている。修習が終わったら、国家試験である二回試験(司法修習生考試)を受けるのだが、弁護士の志望者はこの頃には就職先が大抵決まっている。裁判官や検察官になる人は決められた配属先へ行くことになる。

尾崎先生の弁護士人生は、心斎橋にある事務所で始まった。バブルが弾けた後ということもあり、比較的のんびりした事務所だったと言う。駆け出しの頃は事務所から割り振られた様々な仕事をこなした。基本的には一般民事がほとんどで、銀行からの相談にも対応した。与えられる仕事はボスの気分次第であったが、色々な案件に触れたことで経験を積むことができたそうだ。そのボスからいきなり「そろそろ独立せえへん?」と言われた。先生は当時何も考えていなかったそうだが、「そう言われるなら、しようかな」と思って独立した。33歳の頃であった。

そう決めた尾崎先生の生涯に一片の悔いもないはずだ。


3)悪党の泣き声は聞こえんな (ケンシロウ)

尾崎先生が多く対応したのは消費者保護関係だった。今日でもよく聞く、キャッチで騙されたり、訪問販売で高額商品を買わされたり、と言った類のものだ。今では「クーリングオフ」や「マルチ商法」と聞けば、その言葉の意味を理解できる人は多い。しかし当時はその言葉さえほとんど知られていなかった。かつては消費者被害に関する法律は「訪問販売法」と呼ばれていたが、現在は「特定商取引に関する法律」となって訪問販売等を規制している。というのも現代は訪問販売だけではなく、電話やインターネットをはじめ、その方法が多様化しているからだ。
例えば「布団のモニター商法」。高級布団を買って、毎月その使用感や意見を提出するとモニター料が2年間に渡って支払われる。布団は20万以上する高額商品なので、購入の際はクレジットを組むことになるが、モニター料から回せば損することはなく、最終的に儲けが出るという触れ込みだ。しかし、そんな会社は早々と潰れてしまい、クレジットのお金だけが消費者の手元に残ってしまう。この手の大量消費者被害が15年くらい前に全国で多発していたそうだ。
結局、得しているのはクレジット会社で、販売会社と結託して行っているのである。この商法を野放しにすることが出来たのはクレジット会社であり、このローンは支払う必要がないのではないか、と弁護士団を組んで全国で裁判を起こした。大阪だけでも何百人と被害にあった人が押し寄せたという。

「僕はクラブ活動みたいなのが好きだから、弁護士団に入って、ああでもないこうでもないと話していました。事例を弁護団で議論していると、最終的に法律の不備が見つかり、整備されてきた部分はあります。実際に事件も減ってきましたね。」

そういう背景があって、現在、法律が整備され、啓蒙活動も進んだというわけだ。とは言ってもそのような商法は手を変え品を変えて現れ、全てが無くなることはない。私たちも積極的に情報収集し、対策を取っていく必要があると感じた。そこで、どんな人が騙されやすいかを尋ねると、
「割と自分は騙されないと思っている人が引っかかりやすいですね(笑)。あと、年を取ると心が弱くなるというか、精神的な負荷に耐えにくくなるんです。それに中途半端にお金も持っているでしょ(笑)。危ないなと思ったら、僕のところへ来てください。」

尾崎先生はどんな悪党も蹴散らしてくれるに違いない。


4)行くがいい。オレの心はいつも おまえのそばにいる (ケンシロウ)

 もちろん刑事事件も受け持つこともある。尾崎先生は国選弁護人の登録をしており、当番の割り当てがあってその日の18時までに連絡があれば対応しなければならない。(取材の日、17時50分に連絡があったそう)

※国選弁護制度
国選弁護制度とは、刑事事件の被告人(起訴された人)及び被疑者(刑事事件で勾留された人)が、貧困等の理由で自ら弁護人を選任できない場合に、本人の請求又は法律の規定により、裁判所、裁判長又は裁判官が弁護人を選任する制度

平成21年5月に始まった裁判員裁判の事件も対応した。2年ほど前に起きた殺人事件で、被告人の年金を遺族に対して支払うことを約束させた。命は返ってこなくとも、少しでも被害者に対し慰謝するための処置をするのも弁護士の役割だ。殺人未遂に至っては様々なケースがある。飲酒による精神膠着や喧嘩から起こった過剰防衛など、減刑する材料で弁護するが大抵は通らない。しかし、中には本当に冤罪もある。嵌められた可能性もないとは言い切れないため、弁護が重要となる。
痴漢については冤罪も少なくないという。被害者が仕込んでいる場合や単純な間違いということもあるので、神経質になるそうだ。被告人が犯行を認めている場合でも弁護が求められる。被害者側の意見ばかりを聞くのではなく、加害者とされている人の言い分も聞かなければならない。もしかすると痴漢していないかもしれないし、していたとしても、罪を償わせる必要がある。被告人の立場に立った適切な対応が問われる。

刑事事件では弁護人をつけることが義務付けられている。犯罪というのは、社会の観点から見て、その行為が許せるかどうかで刑罰が決まる。つまり、国家が決めるわけだ。極端に言ってしまうと、被害者がどう思うかは二の次であるし、被害者がいない犯罪だってある。被告人とされる人間にも言い分もあるだろうからと弁護人を付けるのが国選弁護制度である。刑事事件である以上、死刑の可能性もある。だからこそ、言い分をきちんと聞く立場の弁護人が必要なのである。
一方、被害者は基本的に被害の回復がしたいと思っている。そのために、自分でやるか、他に窓口を作るかは任意(自分)で決めることができる。被害者が生きている(被害が残っている)、もしくは死亡している場合は残された遺族がどうしたいかというのが問題となる。

「ほとんどの裁判は法律を当てはめてハイ終わり、という形にはならない。ほとんどは和解なんです」
と先生は言う。裁判所の本音を言ってしまうと、『判決は書きたくない』のだそう。お互いの言い分を考慮して、事件を分析した上で、○○だから××と理屈をこねて判決文を書くのは非常に難しいのだと言う。

「お互いの言い分を聞いていると、ここらへんで落ち着けたらどうかな?と別の視点が出てくるんです。どっちの立場だったしても弁護士同士で感覚的に分かって、この辺で手を打ちませんかとなります。こういう場合は理屈がいらないんです。裁判所で和解調書をきちんと作るから、判決と同じ効力があります。そういう形は多いですね。」

弁護士のもとに訪れる相談者には言い分がある。
「『この点とこの点が違って、対立はここですね、ここで歩み寄りができなかったら裁判ですね』と言うように、内容を聞いて、折り合いが付きそうだったら相手方を説得してみましょうという方向で話をします」

尾崎先生は話し合いを一番に考えている。先生の心はいつでも相談者のそばにいるのだ。

また、先生は法律と弁護士の役割をこのように解いてくれた。

「法律というのは、紛争の解決の一つですよね。世の中にはどうしても争いが起こって、それをどういう形で解決するかの方向性が何にもなかったら解決にいたらない。その基準が一応、法律なんです。例えば、赤信号では止まる、青信号は進むというように交通ルールがあるから、事故が起きたときどっちが悪いかを判断できますよね。それと同じで基準がなかったら判断できない。法律があるから絶対に従わないといけないと考えるのではなく、あくまで社会生活を送るに当たっての基準の一つだと思ってほしい。社会のルールが法律です。だけど、交通ルールのように詳しい人も少ないし、どう生かして社会を円滑に進めたらいいのかは分かりにくい。そこを弁護士がやるというわけです。そう考えてもらえたらと思います。」


5)すべては俺たちの気分次第よ! (ダイヤ)

 「マンガ好きの弁護士」と言うことで、どんなジャンルのマンガを読むかを聞いてみた。『課長島耕作』のような大人が読むマンガは「あぁめんどくさ!」と思って読まず、少年マンガを読んでいるとのこと。最近は少しマンガ熱が落ちているそうだが、ずっと読んでいるのは「バキ(刃牙)」だそう。

そして、日本マンガ学会の会員でもある尾崎先生。そこでは、いわゆる「マンガ学」の研究が行われているそうだ。素人目なら「どうでもいい」と思うようなところ、例えばマンガで描かれている線や歴史的な背景、について様々な角度から批評を行っている。先生はもともと著作権の勉強がしたいと思っていたところ、先輩弁護士に「君、マンガ詳しいなぁ」と学会を紹介されマンガにどっぷり浸かり、さらに人が人を呼んで紅鶴に出入りするに至ったのだ。

私自身、弁護士は娯楽に目を向けず、というイメージがあったが、オタクや隠れオタクは結構いるのだそう。
「僕みたいにここまで全面的に趣味を出す人は同世代では少ないけど、若い世代は生きていくのが大変だから、いろいろやっている人もいますよ」
昼間は弁護士をしながらプロのバスケットボールプレーヤーとして活動していたり、何ヶ月に一回は格闘技に出ていたり、もちろん昨今ではテレビに出る人も多いし、弁護士の形が多様化していると言う。

弁護士というのは本質的に儲かる仕事ではないと先生は言う。揉め事を解決してもらえるお金は知れているし、お金がない依頼者も多い。解決しても喜ばれないことだってある。つまり世の中のイメージは良すぎるのである。さらに先生は「モテたかったけど、モテへんかったなぁ!(笑)」と笑いながら怒りながら泣きながら言った。

では、果たして、弁護士の実態は何なのであろうか。試験に何度も挑戦してようやく受かって弁護士になっても、将来を約束された仕事ではない。安定した仕事、儲かる仕事の象徴として見ていたが、そうではなかったようだ。

尾崎先生はこう言った。「弁護士は自分で選べる仕事」だと。

「バリバリの人権派の弁護士として活動する!という人がいれば、とにかく金儲けに走る!という人もいる。この両極端が有り得る。自分の中のスキルをどのように生かしていくかは人それぞれ自由に選べるということ。
極端な話、裁判官や検察官になれば、僕みたいに紅鶴に入り浸ることはできないですよ(笑)。彼らは役所にいて、安定しているから食うのには困らない。だけど、おネエちゃんと遊んだり、マンガ学会に行ったり、ガンダムいいよねーという話を永遠にしたりはできないんです。弁護士をしていたら食うのに困る時も出てくるけども(そうでない人もいるけど)、それを含めて自分の好きなことをできる。それなりに楽しんでやっているからいいかなぁと思っています。
でも、家に帰ったら、『とても弁護士と思えんわ』と嫁と子供に尻を叩かれていますけどね(笑)。」


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プロフィール

まりお

Author:まりお
「“フリ”ライター」高島まりおです。

気になる方へインタビューし、記事を書いていきます。
その他、面白いこと、楽しいこと、興味あることを中心に、綴っていきます。

月一でインタビューイベントを開催しています!
「フリライターまりおの取材してるふり。」

イベントと記事(ブログ)連動していますので、こちらも是非チェックをお願いします。


目指すは…Sex And The Cityのキャリーブラッドショー!

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